ユニットバスを検討するなら断熱リフォームもおすすめです!

皆さんこんにちは。愛知県名古屋市を拠点に、名古屋近郊で水まわり設備の修理・交換や、水まわりリフォームなどを手掛けているハイイ工業です。


前回はお風呂の寒さ対策としてユニットバスをご紹介しました。ただしさらに効果を高めるには、断熱リフォームもあわせて行うのが得策です。今回は浴室の断熱リフォームについてご紹介します。




■浴室の断熱リフォームはほんとうに必要?



住まいにおける断熱とは、夏場は熱気が室内に侵入するのを防ぎ、冬場は寒気が入ってくるのを防ぐとともに室内の暖気が外に逃げないようにすることを意味します。

断熱リフォームを行うことにより、夏は涼しく冬は暖かい室内環境を実現できるのです。


エアコンなどの暖房器具をいくら稼働させても、ちっとも暖かくならないのなら、断熱がきちんとされていない可能性が大。断熱リフォームをすると冬場や壁・床の表面温度が約8℃アップし、夏は冷房設定の温度は変えなくても室温が4℃下がるというデータもあるそうです。


特に断熱リフォームの恩恵を受けられるのが浴室です。LDKと違って1日中、人が過ごす場所ではないので、浴室はどうしても寒くなりがち。おまけに入浴のために脱衣するのですから、浴室こそ暖かくなければなりません。




■断熱リフォームでユニットバスの性能を最大限に高める! 



前回のブログを読んでくださった方は、そもそもユニットバスは温かいのでは? と思われるかもしれません。実はひとくちにユニットバスといっても、メーカーやグレードによって断熱性能はピンキリ。


また、たとえ高性能なユニットバスを選んでも、住まいの構造や敷地条件、間取りによっては、その性能を十分に発揮できない可能性もあります。


確実なのは、ユニットバスのある浴室空間をぐるりと包むように断熱リフォームを行うこと。場所としては、壁や床下・天井、また1階に浴室があるのなら基礎も断熱リフォームの対象と考えるとよいでしょう。

また壁や基礎の断熱リフォームは、壁や床・天井を剥がす必要があり、ユニットバス交換後は難しいので、同じタイミングで同じ業者に工事を依頼するのがコツです。


また窓にも注目を。窓は冬場において熱の約70%が出入りする場所。いくら断熱材でユニットバスをくるんで魔法瓶のような状況をつくったとしても、瓶のフタがゆるんでいたりフタに保温性能がなければ、意味がありませんよね。


窓が設置されているユニットバスならば、窓の内側にもう1枚窓を取り付けて、熱の出入りを防ぎましょう。ガラスには断熱性能の高い複層ガラスなどを用い、サッシは気密性の高い樹脂製を選ぶとよいでしょう。


さらに換気暖房乾燥機を導入すると、入浴前に浴室を暖めておくことができます。入浴時だけでなく、外干しがしづらい冬場は洗濯物の乾燥にもお役立ち。時間や天気を気にせずに濯物が乾かせて、一石二鳥ですよ。




■長い目で見れば家計にも優しい断熱リフォーム



今回は浴室中心に解説いたしましたが、脱衣室も同じく断熱が必要です。浴室は温かいのに脱衣室が寒いと、お風呂から出た後に一気に体が冷え、ヒートショックを起こす可能性が。脱衣室もあわせて断熱リフォームを行うとよいでしょう。


断熱リフォームは初期費用はかかりますが、健康的な室内環境をつくることや、長い目で見れば光熱費がお得になるなど、うれしいメリットがたくさんあります。

たとえインテリアや浴室をお気に入りのデザインにしても、寒かったらすべてが台無し。空気という目に見えないものこそが大切であり、断熱リフォームは快適に暮らすための環境をつくるのです。


浴槽や水道設備の耐久年数は20年程度で、見えない部分で劣化や損傷が起きている可能性があります。経年劣化によるリフォームはいずれ必要になるものなので、ユニットバスを検討されている方はもちろん、そうでない方も断熱リフォームを一考してみてください。



ハイイ工業では年間1000件以上の水まわりトラブルに対応してきた実績があり、断熱リフォームの経験も豊富。ご予算に応じて最適なご提案をいたします。快適で心地よく、安全な暮らしを送りたいとお考えの方は、愛知県名古屋市のハイイ工業までお気軽にご相談ください。