洗面所やトイレの床がぶよぶよする⁉︎ 床の腐食対策はお早めに!

洗面所やトイレの床が、何やらぶよぶよしたり、ふわふわ感じたり、足元が心もとない気が……。そうした場合は、なんと、床が腐っている可能性も考えられます。


すぐに対処しないと、床に穴が開いてしまったり、床を支える基礎まで腐食が進んで大掛かりなリフォームを要し、大金を投じなければならない事態を招きかねません。

今回は水まわりの床の腐食対策についてご紹介します。




■水まわりの床でこんな症状は見られませんか?



洗面所やトイレ、キッチンなど、水をよく使う場所の床がぶよぶよする、ふわふわしたりやわらかく感じる。あるいは洗面所と浴室の仕切りを踏むとグラグラするような感じがする……こんな場合は、2つの原因が考えられます。


まず1つは、湿気や温度で床板が変形してしまっていること。いわゆる床が「浮いた」状態で、踏むと足元が沈み込むような感触になります。またクッションフロアを長年使っていると、クッション部分が浮いてこのような現象が起きやすくなります。


もう1つは、床が過度の湿気で腐食してやわらかくなってしまっている可能性も。このようなケースでは、床板だけが影響を受けている場合と、床を支える基礎も腐食している場合があり、後者は家全体を支える大切な構造だけに、放置しておくと取り返しがつかなくなってしまいます。




■症状の原因と対策



湿気対策としては、水まわり空間を常に換気して湿度を下げることや、水をこぼしたらすぐに拭き取ることが大切。湿気から床を守りましょう。

市販のお手軽な除湿剤を使うのも手ですが、所詮は一時しのぎなので、換気扇を取り付けたり、壁や床材に調湿性の高い素材を使うリフォームがおすすめです。


ただし湿気が床下から上がってきているのなら、話は別。洗面台やシンク下の排水管から水漏れが起こり、見えないところで腐食が進んでいる可能性があります。


そのような場合は床材を剥がして、下地から交換しなければなりません。場合によっては基礎部分の交換・修理も必要です。もちろん水道管の補修もお忘れなく。

水まわりは北側に配置されることが多いので、間取り上、どうしても湿気がたまりやすいというお住まいもあることでしょう。仕上げだけでなく、下地にも調湿性の高い素材を使うことをおすすめします。


洗面所やトイレの場所によっては、ダメージを受けた外壁からの漏水という可能性も考えられます。目には見えないほどのヒビ割れから壁の内側や基礎下に浸水し、その水(湿気)が床に上がってくる……というケースもあり得ます。




■症状を発見したら、すぐに地元の水まわりリフォーム業者に相談を!



インターネットでは床がぶよぶよした場合のDIY補修の方法も紹介されていますが、水まわりのトラブルは得てして原因を特定しづらいもの。床の張り替えのDIYも決して簡単なものではないので、手間と材料費を使って挑戦してみたものの、結局はムダになってプロの業者にSOSの連絡をした、ということも。


床の状態は気になるけれども大したことはないだろう、とそのままにしておいたら、ある日突然床に穴が開いてしまったというケースもあり、ケガにもつながりかねません。

特に基礎部分の腐食は家全体の寿命にもかかわることですので、まずは水まわりのプロに相談してみましょう。


愛知県名古屋市を拠点とするハイイ工業は、水まわりリフォームの経験が豊富。地域密着型がモットーで、何かあった際のアフターフォローの対応も迅速です。

水まわりにトラブルがあると、生活に大きな支障が出てしまいます。少しでも気になることがございましたら、お気軽にご相談くださいね。