水まわりではなぜカビが生えやすいの?場所別のカビ予防法を紹介

皆さんこんにちは。愛知県名古屋市を拠点に、名古屋近郊で水まわり設備の修理・交換や、水まわりリフォームなどを手掛けているハイイ工業です。


水まわりで発生する嫌なものといえば、もちろんカビです。何だか黒っぽいところがあるので、よく見てみたらカビがびっしり……というケースも少なくありません。一度発生してしまうと取るのが大変なので、普段から生えないように工夫しておくのがおすすめです。ここではカビが発生する原因や、発生を防ぐためのポイントをご紹介します。




■カビが発生する3つの条件



カビ菌はどのような場所でも空気中を漂っており、一定の条件がそろうと爆発的に繁殖して目に見えるようになります。これがいわゆる「カビが生えた」状態で、繁殖のための条件は「栄養」「水分」「温度」の3つです。


栄養は食品のカスや石鹸カス、ホコリ、髪の毛といった有機物で、私たちにとって汚れになるものは何でも栄養にしてしまいます。そこに水分が加わって湿度が50%~70%になり、さらに温度が25℃~30℃になれば、住宅内のどんな場所であろうとカビが発生します。


水まわりはこういった条件がそろっているため、カビにとってはまさに天国です。しっかりと対策しないと、カビはどんどん増えていきます。カビは見た目が不快なだけでなく、住宅の劣化やアレルギーなどの健康被害をもたらすこともあるため、十分に注意しなければなりません。




■浴室、キッチン、洗面所……水まわり各所のカビ予防法



家の中でカビが発生しやすい場所といえば、浴室、キッチン、洗面所の3ヶ所です。カビの発生を防いで快適に使うためにも、各所で気をつけるべき点を確認しておきましょう。



▶浴室

浴室は3つの条件がすべてそろっており、極めてカビが発生しやすい場所です。対策としては、まずとにかく換気をしましょう。24時間換気システムがあればつけっぱなしにし、窓があれば定期的に開けて空気を入れ換えます。また、シャンプーカスなどの栄養分も残りやすいため、浴槽だけでなく床の掃除も行ってください。お風呂上がりに冷水をかけ、室温を下げるのも有効です。



▶キッチン

食べ物を扱うキッチンは、浴室と同じくカビの栄養源が豊富で、火や水を使うことから温度・湿度の条件もそろいやすい場所です。特に黒カビが発生しやすいので、三角コーナーや排水口は週に一度台所用の漂白剤で除菌しましょう。水気や汚れはしっかりと拭き取り、換気扇は調理が終わってからもしばらく回しておくのがおすすめです。



▶洗面所

洗面所は隙間を塞ぐためのコーキング部分にカビが生えやすく、赤カビ・黒カビが両方発生します。キッチン同様、週に一度は漂白剤などの洗剤を吹き付けておくのが有効です。手垢や整髪料・化粧品などの飛沫はカビの栄養になるので、水気と一緒にしっかりと拭き取っておきましょう。




■根の深いカビは落とせない。設備入れ換えも手!



水まわりは毎日使う場所ですから、どれだけこまめに掃除をしていても、カビの発生を完全に防ぐのは難しいと思われます。また、時間が経てばカビも根を深くしていきますので、根本から取り除く難易度も高くなっていくでしょう。


水まわり設備の耐用年数は、10年~15年程度です。設置からこれだけの年数が経過しているのなら、苦労してカビを取り除くのではなく、リフォームして設備自体を入れ換えてもいいかもしれません。最新の設備になれば性能もアップしますので、まずは専門業者に見積もりを頼んでみてはいかがでしょうか。



愛知県名古屋市のハイイ工業は、年間1000件以上の水まわりトラブルに対応してきた実績があります。キッチンや洗面所、トイレにお風呂場、洗濯場にお庭など、あらゆる水まわりのリフォームに対応可能です。古くなりカビが生えた水まわり設備を刷新したい時は、ハイイ工業までお気軽にご相談ください。