狭くて使いにくいキッチン!リフォームで解決できる?解消するためのポイントを紹介

狭いキッチンはもう、うんざり……! 

作業していて、こんな悲鳴をあげたくなることはありませんか?

毎日使いづらさを我慢するのは、時間のムダ。

キッチンが広く使いやすくなれば、作業の時短ができて、その分、好きなことに時間を使えるようになります。

またキッチンは毎日立つ場所ですから、快適に過ごせしたいですよね。

今回は、狭くて使いにくいキッチンを解決する、リフォームのポイントを紹介します。




■まずは設備の見直しを! ガスコンロをIHに変更してみる



コストを抑えたリフォームをしたいのなら、まずは設備機器から見直してみるのも一つの手。

ガスコンロをIHに変えるのもオススメです。

狭いキッチンにおいては一つで何役もこなせるアイテムを導入することが大切。

IHコンロなら、ガスコンロと違って五徳(ごとく)がなくフラットなので、コンロを使っていない時は作業台としても使えます。

コンロにキズがつくのが心配……という場合は、市販のIHコンロカバーを載せるとよいですよ。




■収納を見直す! 空間を立体的に使ってみる



キッチンを狭く感じるのは、収納が少なく、モノがごちゃごちゃ置いてあるからかもしれません。収納を今一度見直してみませんか?

けれどもこれ以上収納は増やすスペースがなくて……。

そんな場合でも、道はあります。空間を立体的に使ってみましょう。



・吊り棚を追加してみる

キッチンやカウンターの上部は空いていませんか? 

もし空いているのなら、吊り棚を追加してみましょう。高くて手が届かない、地震の時に中のモノが落ちてきそうで、という心配はご無用。


最近は電動で自動昇降してくれる吊り棚や、地震の時はストッパーが働いて中のモノが飛び出してくるのを防ぐタイプが人気です。

吊り棚を付けると見た目に圧迫感がありそう、というのなら、スケルトンタイプの扉を採用するのもおすすめです。



・床下収納を追加してみる

上をチェックしたら、今度は下を見てみましょう。そう、床下収納です。

水道管やガスなど給排水管が通っていない位置なら、比較的かんたんな工事で設置することができます。


余分に棚をつくったりしないので、空間の有効利用という点ではいちばん。

ただし頻繁に行き来する場所や、上にモノを置くことが多い場所に設けては開けにくいので、設置場所はよく検討しましょう。せっかくつくったのに使い勝手が悪い、となってはもったいないので、収納やシンクなどに近い場所に設けるのがポイントです。


床下収納で注意したいのは、湿気と温度。家のつくりによっては湿度や温度など季節の影響を受けやすいので、腐りにくいものをしまうのが鉄則です。ペットボトルの備蓄や食器用洗剤、あるいはキッチンペーパーのストックなどをしまっておくとよいですよ。




■抜本的にキッチンを見直す①I型の壁付けキッチンへ



収納や設備だけじゃ解決できない、と考えられる方は、抜本的にキッチンの配置を見直してみましょう。

I型キッチンには、四方をぐるりと回れるアイランドキッチン、片側だけを壁に付けたペニンシュラキッチン、そして正面に壁がある壁付キッチンの3タイプがありますが、キッチンそのものの寸法は同じでも、周囲の動線を考えるともっともコンパクトに済むのが壁付キッチンです。



・実は使いづらい? 憧れのアイランドキッチン

人気のアイランド型は四周を回るスペースが必要なので、キッチン+動線でより広いスペースが必要に。したがってアイランドキッチンでも、リビングやダイニングとの関係性を考えると、かえって狭く感じられることもあるのです。


またアイランド型は特有の抜け感を活かすために、吊り棚収納を付けないというケースも多々あります。その分、収納が別途必要になるので、総じて狭く感じてしまうという失敗談もよく聞きます。



・壁付けキッチンのメリットとは?

その点、壁付けキッチンなら動線もコンパクトに。

同じスペースでも壁付けキッチンにすることで、広々と動けるようになることもあります。吊り棚収納も取り付けやすいのもメリットの一つ。

さらにワンルームのLDKならキッチンを壁付けにすることで、リビング・ダイニングのスペースも以前より広く確保できるようになります。




■抜本的にキッチンを見直す②スペースがあればI型からL型へ変更


リビング・ダイニングは余裕があるけれどもキッチンだけが狭くて……という場合は、L型キッチンにする方法もあります。



・収納力が2倍近くになるL型キッチン

L型キッチンはI型キッチンと比べて壁に接している面積を増やせるので、その分、カウンター下の収納スペースを確保することができます。吊り戸棚もしかり。上下ダブルで収納を増やしてたくさんのモノをしまうことが可能です。

コーナー下まで収納スペースにできるV型の引き出しにすると、より収納スペースを増やせますよ。



・知っておきたいデメリットや解消方法

お料理好きな方には人気のL型キッチンですが、お住まい自体がコンパクト……というのなら、必ずしも適していないかもしれません。


一般的にL型キッチンの最小サイズの目安は、コンロ側の寸法が165cm、シンク側の寸法が180 cm。最低、奥行きが165㎝は必要になります。

ただしコンロとシンクを横並びに設置して、L字の短辺を作業用カウンターにするのなら、もう少しサイズダウンは可能です。




ハイイ工業は、それぞれのご家庭・お住まいに合った最高のキッチンをご提案します!



キッチンの「正解」は、ライフスタイルやリビング・ダイニングとの兼ね合いによってさまざま。

したがってキッチンのカタログを一生懸命眺めていても、ご自身に合った最適な答えは見つけられません。

収納や設備、そして動線計画も含めて考えることで、狭くて使いづらいキッチンを快適にリフォームできるのです。

そのためには経験豊富な水まわりのプロの視点が必要。


ハイイ工業は、豊富な経験を活かしたきめ細やかなご提案に定評があります。

地域密着型がモットーでアフターフォローも迅速なので、安心してお任せください。

キッチンの最新設備や各メーカーの動向にも精通しておりますので、システムキッチン全体のリフォームはもとより、部分リフォームもお気軽にご相談くださいね。