これさえ知っておけば大丈夫!キッチン選びで抑えておきたいポイントとは⁉︎

対面キッチンについて紹介したブログに対して、こんな情報が欲しかった、と多くのお声をお寄せいただきました

https://www.haiikougyou.jp/blog/reform/143031


もっと詳しくキッチン・リフォームについて知りたい!という声にお応えして、今回はキッチン選びで抑えておきたいポイントについて紹介します。




■使い勝手の良いキッチのポイント ①動線計画



キッチンの使い勝手を考える上で大切なものが、「動線」です。

動線とは、人が移動する動きをライン状で表したもの。

動線は、短くコンパクトなほど効率が良いというのが定説です。

ただ、むやみに短ければよいというものでもありません。短すぎると調理や収納スペースが圧迫されて使いづらくなりますし、キッチン自体がコンパクトなら、動線の長短にさほど神経質になる必要はありません。


むしろ大切なことは、シンク・冷蔵庫・加熱調理機器(コンロ)の「ワークトライアングル」。

これはシンク・冷蔵庫・コンロを三角形で結び、その離れ具合の寸法を割り出したもので、3辺の和を3600〜6000㎜の間に収めることを推奨した指標です。3辺が離れすぎていると動きに無駄が多くなる傾向があることは覚えておきましょう。




■使い勝手の良いキッチのポイント ②寸法計画



寸法の話が出たところで、キッチンの高さも見直してみましょう。

一般的には床からワークトップまでの高さは、「身長 ÷ 2 + 5cm」が目安とされています。

身長160㎝の方なら、高さ85㎝が使いやすいということですね。


ただしこれはあくまで一般論。背が低くても背筋がしっかりしている人なら、かえってキッチンが高いほうが作業しやすいこともあります。150㎝半ばくらいの身長の方でも、ワークトップの高さを90㎝に設定することも。

ご自分で決めるのが難しいようなら、水まわりのプロに相談してみることをおすすめします。


ところで人気のビルドイン食洗機ですが、キッチンの高さが低すぎると入らないケースもあります。

共働きで食洗機がマストという方や、1日の洗い物を1回で済ませるために大型の食洗機をお求めの方は、背の高さだけでなく、必要な設備を導入できるかどうかも考慮したほうがよいでしょう。




■使い勝手の良いキッチのポイント ③収納計画


寸法計画と合わせて、収納も考えてみましょう。

収納は、キッチンでの作業効率をアップさせるキーポイントでもあります。

収納ってたくさんつくっておけば大丈夫なのでは?と考えるのは、実は間違い。

収納で大切なのは、量よりも位置なのです。キッチンでの動きを想定し、使う場所の近くに必要な収納スペースを設けることが基本です。


例えば火にかける鍋やキッチンツール、調味料などはコンロ近くに置くのが鉄則。必要なものがきちんと収まり、出し入れがしやすいことも家事ラクにつながります。

吊り戸棚を設けるのなら、床から高さ145㎝前後にすると、視界に入り手も届きやすくて一石二鳥ですよ。

ちなみにワークトップ下の収納は引き出し式にすると、腰をかがめずワンアクションでラクラク出し入れができます。ソフトクローズ機構だと、ゆっくりと閉まって指を挟む心配もありません。たくさんの鍋や食器をしまっても、重さを感じずスムーズに出し入れしやすいのも嬉しいところ。奥にしまってあるものも取り出しやすいので、掃除もラクでキレイな状態をキープできます。


背面に収納スペースがあるのなら、ぜひカップボードを設置してみましょう。

収納したいモノを事前にリストアップしておくと、おのずと必要な収納量が見えてきます。

カップボードはリビング・ダイニングからも見えるので、デザインも重視したいところ。

部分的に扉付きにして隠しておきたい家電をしまい、カップボード自体がすっきり見えるようにしましょう。

最近は炊飯器や電気湯沸かし器など蒸気の出る家電を収納したまま使える、収納ユニットも人気ですよ。


■使い勝手の良いキッチのポイント ④ワークトップの素材



ワークトップの素材もデザインの好みだけでなく、機能性を考えて選びましょう。

代表的な3つの素材として、セラミック、人工大理石、ステンレスがあります。


最近、注目を浴びているのはセラミック。硬度が非常に高い焼き物の一種で、熱・水・衝撃にも強いのが特徴です。熱々の鍋を鍋敷きなしに直置きしたり、まな板を使わずに食材を包丁で切ることも可能で、質感にも高級感があります。


人工大理石はアクリルやポリエステル樹脂を主成分としたもので、デザインやカラーが豊富なためインテリアとコーディネートしやすいメリットが。気になるお値段もお手頃です。ちなみに人造大理石と間違えられることがよくありますが、こちらは粉砕した大理石を固めたもので、お値段は人造大理石>人工大理石となります。


ステンレスは熱・水・サビに強く、ニオイが染み込みにくいのが特徴。表面加工の違いで質感やキズの目立ちにくさを変えられます。銀色に輝き清潔感があるので、プロの厨房のような雰囲気を演出することもできます。


以前のブログhttps://www.haiikougyou.jp/blog/reform/143031でも、上記素材を扱っているシステムキッチンのメーカーについてご紹介していますので、参考にしてみてくださいね。




■システムキッチンでも部分的に他社の最新機能を取り入れられます!


基本を抑えたら、実際に好みのシステムキッチンを調べてみましょう。


よくあるのが、デザインはA社にしたいけれども、タッチレス水洗やビルトイン食洗機、レンジフードやIHコンロ、耐震ロック付きの吊り戸など、以前ご紹介したような最新機能https://www.haiikougyou.jp/blog/reform/143031は他社製にしたい、というケース。


システムキッチンは設備も込みでセットだから部分的なアレンジはできない、と諦めてしまう方もいらっしゃいますが、ちょっとお待ちください!

システムキッチンでも、他社製の設備を組み合わせる部分リフォームが可能なのです。

デザインも機能も妥協することなく、理想のキッチンをかなえましょう!


ハイイ工業は水まわりリフォームの年間施工実績が1000件以上もあり、豊富な経験を活かしたきめ細やかなご提案に定評があります。


例えば意外と見落としがちなのが、コンセント位置。最近はブレンダーや電動コーヒーミルなど、キッチンカウンターにコンセントは欠かせませんが、じっくりお話をうかがって最適な設置場所をご提案いたします。適切な場所にコンセントがあると、料理中にタブレットを充電しながらレシピをチェックできるなど、ぐっと便利になりますよ。


地域密着型がモットーでアフターフォローも迅速なので、安心してお任せください。

キッチンの最新設備や各メーカーの動向にも精通しておりますので、システムキッチン全体のリフォームはもとより、部分リフォームもお気軽にご相談ください!