キッチンの移設リフォームで暮らし心地をアップ!

皆さんこんにちは。愛知県名古屋市を拠点に、名古屋近郊で水まわり設備の修理・交換や、水まわりリフォームなどを手掛けているハイイ工業です。


コロナ禍でおうちで過ごす時間が増え、あらためてキッチンの使い勝手を見直すようになった方も多いことかと思います。

子どもの様子を見守りながら料理をしたい、テレビを見ながら家事をしたい、奥まった暗い場所でひとりで料理をするのはもうウンザリ、家族の動線とぶつかって料理や片付けがしづらい……。

今回は、そんなお悩みを解消するキッチンの移設リフォームについてご紹介します。



■今使っているキッチンの移動は可能! どんな移動パターンが?  



そもそも現在使っているキッチンの場所を、移動することができるものでしょうか?

答えは「YES」。とはいえ、建物の構造や配管の関係から希望の場所に動かせない場合もあるので、まずは専門業者に相談してみましょう。


キッチンの移設には、いくつかパターンがあります。

まず位置を少しだけズラす場合。費用としてはそれなりにかかってしまいますが、少しの移動でも動線を大幅に改善することは可能です。大きく場所を変えるケースよりも排水管や排気ダクトにつなぎやすいというメリットもあります。


また、位置は大幅に変えず向きを変えるというパターンもあります。部屋全体の雰囲気を変えられたり、家族とのコミュニケーションが取りやすくなることが期待できます。動線の不具合も解消できるでしょう。


キッチンを1階から2階に移動するパターンもあります。同一フロア内での移動よりリフォーム費用はかかりますが、排気ダクトへのルートを確保でき、さらに床下に十分なスペースがあれば可能です。ただしキッチンを2階に移すということは、ダイニング・リビングも2階に移すという大掛かりなリフォームになるということは、こころえておきましょう。



■キッチンを新しく交換するほうが長い目で見るとお得!



とはいえ移設リフォームにおいて、既存のキッチンの流用は、あまり一般的ではありません。というのも、既存のキッチンをそのまま使っても、費用対効果の面で、キッチン本体を新しく交換する場合とそれほど変わりがないのです。


キッチンの耐用年数はおおむね10年から20年ほど。10年を過ぎたら不具合が生じやすくなるものですので、せっかくリフォーム費用を投じて現在のキッチンを移設しても、数年後には交換が必要となってしまうかもしれません。


またここ数年、各社が開発するキッチンの性能は、その向上ぶりに目を見張るものがあります。

料理がしやすいことはもちろん、おそうじがラクで汚れにくく、収納量もたっぷりというのはもはやスタンダード。コロナ禍でおうち時間が増えたことを受けて、家族でいっしょにキッチンを囲めるタイプも人気を博しています。


使い始めてからそれなりに年数が経っているキッチンなら、いっそ最新タイプと交換したほうが長い目で見るとお得と言えるでしょう。



■キッチンの移設リフォームにかかる期間は?



キッチンの移設工事は、既存を流用するのなら1〜2日程度、新しいキッチンと交換するのなら平均1週間前後を見ておくとよいでしょう。もちろんおうちの構造やキッチンのデザイン・配置によっては、期間が前後する可能性もございます。


移設に伴い、給排水や排気ダクトなどの配管工事や床の張替えも生じます。場合によっては壁を壊して、内部にある配管を移設する必要も。

また老朽化した給湯器・換気扇など、キッチンに付随する設備も工事するかどうかで日数は変わってきます。


キッチンは暮らし心地を左右する大切な水まわり設備。家事の時間を削減したい、料理の時間を楽しみたい、家事をしながら子供と接する時間を増やしたいなど、あらゆるご要望にお応えしますので、お気軽にご相談ください。次回は、キッチン・リフォームの際の業者選びのポイントをご紹介します。